SSブログ

46:否定、否定、否定 [AŬTODIDAKTE]

知らぬ間にテキストの半分を過ぎたフォ~。やっとこ折り返しだ。でもなぁ、ホントのマラソンレースもそうだけど、この手の連続するスタイルのものは、半分を過ぎた折り返しからがキツイんだよなぁ。間違いなくエスペラントマラソンも、これからがしんどいと思うワン。

また修飾関係のわっかんねのが出てきたぞい。
Li naskiĝis je kvar jaroj antaŭ Aka.
まぁ意味的には「彼はぁ、アーカの4年前に生まれましたぁ」なんだろ。そうなるとje kvar jarojantaŭを修飾しているんだよなぁ。どうもエスペラント語と言うヤツは、こうした修飾関係が複雑すぎ。だから理解するまで、時間がかかんだよなぁ。まだ短い文章だからいいけど、長文になったらゾッとするわ。

これもなんだよ、「;」はどんな役割持ってんだろ?
Nun li vivas kun fratino; ekde antaŭ naŭ jaroj li vivas kun fratino.
直訳のようにいっちゃうと、「現在、彼はぁ、9年前から妹(女兄弟)と一緒に暮らしている妹とともに暮らしていますよん」ってことになって意味がごちゃごちゃ。要は「いま彼はぁ、9年前から妹と一緒に暮らしているよん」ということをいいたいんだろ。こんなのみると、もし作文するとなったら、えらく苦労しそうだぴょん。ちなみにekdedeだけでもいいんだって。ekは、どうも強調する意味であるらしい。

さらに追加。
Ili tre ŝatas korespondi unu kun la alia.
意味は「彼女らはぁ、お互いに文通することがとーても好きですぅ」なんだろうけど、kunが入ることで「お互い一緒に」ってぇことがいいたいのか? まぁお勉強の8割原則でヨーソローにしておくか。

テキストの物語上、アーカとカールはこんな関係ですう。
Ili estas korespond-amikinoj.
んで、「彼女らはぁ、文通女友だちだよん」。テキストでは造語が分かりにくいとき、ハイフンが入っているのだけど、この場合はハイフンが入っていた方がいいんだって。

En kiu monato Karu skribas al Aka?
En ĉiu monato.
En kiu monato Karu ne skribas al Aka?
En neniu monato.
さて、「どの月にぃカールはぁ、アーカへ書きますかぁ?」「毎月ですぅ」「どの月にカールはぁ、アーカへ書きませんかぁ?」「どの月もないですぅ」。最後の文を正確に書くとこうなるんだって。
En neniu monato Karu ne skribas al Aka.
つまりぃ、「カールはぁ、アーカへ書かないどの月もない」かな。neが2回も出てくる。つまり二重否定構造というらしい。否定の否定だから肯定。暗に毎月文通してるってことだな。ともかく、まわりくどい表現ではなく、こっちの例文の方がわかりやすいでおじゃる。
Mi havas nenion. :オレは何も持っておらん。
Nenio okazis. :何もおこらなかった。
引き続いて、こうだぁ。
Kiam Karu ne skribas al Aka en la unua dimanĉo en la monato?
Neniam.
んと、「カールがぁ、月の第一日曜日にアーカへ書かないのはいつでっか?」「(いつでも)決してないよん」ってか。

んもう、neni-が頭に付く否定語群は、テキストでもうちょっと親切に教えるべきだ! エスペラント語の辞書を持っているヤツならわかるだろうけど、いわゆる相関語群とかいう一覧表をみてそう思ったのだぁ。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 2

jimukhyokucho

「事務局長」ともうします。「手話メソッド研究会」というブログから遊びに来ました。
エスペラントは前から面白そうだと思っていましたが,「あれはもう死語みたいなものじゃ」といわれがっくり来ていましたが,このブログで相でないことが分かり嬉しく思っています。ときどきのぞきにきます。よろしく。
ところで,手話の世界でもエスペラントのような物があります。“GESTUNO=ジェスチューノ"といいます。うちのブログにもちょっと紹介していますので,どうぞご覧下さい。
http://leverage-farm.kir.jp/sslm/archives/2006/01/post_226.html
by jimukhyokucho (2006-02-02 20:38) 

ソルチョ

jimukhyokuchoさん、コメントありがとうございます。
拝見させていただきましたぁ。手話のことはよく分からないんですけど、ジェスチューノは万国共通(?)の動作をベースにした手話スタイルなんでしょうかね。
エスペラント語は死語ねぇ・・・、もしかしたらそうかも知れんですよ。ははは~。でも、古代エジプト語だって吉村作治みたいな人にとっては生きているんだし、そういう人たちのネットワークもあるんだろうし。
まぁ、肩の力を抜いていきましょう。
by ソルチョ (2006-02-02 23:42) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

あいうえおお勉強の方針変更 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。