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かんべんしてくれよぉ~ [テキスト・辞書]

ふぅ~、困ったもんだわ。ソルチョ様は、とある文書を読んでいて「firmaĵo」という単語にぶち当たった。意味がわっかんねぇ~よん、ということでエスペラント小辞典を見ると「大地」と出ている。これだと、とある文書の中で意味がつながんねぇ~。おかしい。

意味の相違が大きい単語として、「firmamento」が出ていたので、これを見ると「大空」。意味的にはこちらの方がピッタンコなんだけど、驚いたことに「=firmaĵo」と書いてあるじゃないのさ。「大地」と「大空」とどっちの意味でも使えるのかよぉ~~~。

エスペラント小辞典はあてにならん! 今度はエスペラント日本語辞典をみたら・・・
firmaĵo (1)固い地盤、(2)大空=firmamento
・・・な、なんだよぉ、地盤と大空は同じ単語かよぉ。まさか、意味の違いは文脈をたどれ!なんちゅうんじゃないだろうな! ふ、ふざけるなぁ! エスペラント語を自由にあやつれる連中はいいかもしれんが、ソルチョは違うんだよ。

いま、自己解決できないので、きょうのエスペラント語のお勉強は、もうおしまい。断固やめる。


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コメント 5

esperakira

firm/aĵoは字義通りに解釈すれば「堅固で揺るがないもの」ですね。実際にこれを何に当てはめて使うのかは、もう習慣的なものです。誰かが「大空」に使って、他の人も使うようになれば定着します。試しにこれを「強い意志」といった意味で使って、みんなが真似して使うようになればそのうちに辞書にも載るかもしれません。言葉は理屈じゃないんですよね。単語の意味はひとつひとつ憶える以外にありません。
by esperakira (2008-03-23 08:44) 

hasyos

Saluton.

これはどの言語との関係においてもいえることなのでしょうが、日本語のある単語の意味と、ある言語の対応する単語の意味が百パーセント一致することはむしろ稀なようですね… 辞書のある単語に関する解説は、例えば、ある色について説明するようなもので、ひとつの語義を読むだけでは充分とはいえないようです。つまり、日本語の「走る」はこれこれこういう「赤」だけれども、エスペラントの「走る」は明るく、青みがやや強く、艶のない、日本語の「赤」と似てはいるけれども少し違う「赤」だよといっているようなものらしいのです。

ブログ、お引越ししました。ハンドルネームもエスペラント化(Bonulo)。とにかくもっとエスペラントを実践する場を増やすべく、ようやく今年から近所のエスペラント会にも参加しています。

しかし、道は遠く、険しい!
by hasyos (2008-03-23 10:28) 

ソルチョ

>esperakiraさん
結局のところ、こう使うというものがあれば覚えなければならんということですね。ふぅ~。

>hasyosさん
かつて、とある大先生に「エスペラントの○○○は、英語の□□□のような意味ですな」と言ったら、「エスペラント語は英語を置き換えたものじゃぬわ~ぃ」と諭されました。まっ、ニュアンス的にはそういうことですね。ふぅ~。
by ソルチョ (2008-03-23 17:15) 

Blanka Meduzo

はじめまして。
「エスペラント日本語辞典」では、cxielo のところに「類語比較 aero, cxielo, firmamento」というコラムがあって、「firmamento は天空を覆う丸天井という詩的な表現で、日常会話の中では使われない」とありました。
Vikipedio で firmamento を検索すると、Cxielosfero と同義で、その日本語版では「天球」とあります。"Oni nomas gxin (Cxielosfero) ankaŭ firmamento aŭ ĉiela volbo."
羅和辞典では firm は「確固とした・動かぬ・確かな」という感じなので、きっと、うつろわぬ恒星たちが星座として座するところとしての「天球」=しっかりと固定されたところ、ということなのかなぁ、と想像します。或いはどこに居ても同じく見上げることができるからかなぁ。
神様の居る「空」はfirmamentoかと思えば、「和エス辞典」ではそれは Cxielo になっていました(【天】)。

http://tekstaro.com/
で用例を検索してみると、
sur la firmamento とか cxiela firmamento 、la steloj de la firmamento などが出てきました。たぶん球体を内側から見るような感覚での「空」なのだろうなと思います。


by Blanka Meduzo (2008-03-23 23:24) 

ソルチョ

>Blanka Meduzoさん
類語比較の方まで追跡しておりませんでした。詩的な表現ねぇ・・・、う~ん、何を読んでいたかバレるか。でも、それは詩なのかな。

>神様の居る「空」は~~~
はい、この文書には確かに神様は登場します。う~ん、視点の問題それとも神話上の問題なのかな。神話上のことなんだと理解しておきます。
by ソルチョ (2008-03-24 09:09) 

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