3:スーツケースと名前、疑問詞・接続詞 [AŬTODIDAKTE]
この「SALUTON! ESPERANTO AŬTODIDAKTE」というテキストは、似たようなフレーズが何回も出てくる。読んでいると実にうっとおしいのだけど、その繰り返し効果(?)で覚えられそうな気がするんだなこれが。気がするだけなので、あしからず。
今回はどうやら、「1:男と女、名詞・冠詞・目的格・代名詞」 の話の続きみたい。
La viro estas Sinjoro Petro Selo.
La nomo de la viro estas Petro Selo.
Li estas Sinjoro Petro Selo.
sinjoro:(スィニョーロ)さん、様、氏(男性の敬称) ミスターみたいなもんかな。ちなみにS-roと略すらしい。 nomo:(ノーモ)名前
まったく似たようなことをいってるみたいだね。「その男はペトロ・セーロさんだ」「その男の名前はペトロ・セーロだ」「彼はペトロ・セーロさんだ」。ペトロ・セーロはテキストにそう書いてあっただけで、コイツだれ?などとソルチョを追求しないように!
Kiu li estas?
kiu:(キウ)だれ?(疑問詞)
だれ?だから「彼はだぁ~れ?」だろ。どうやら名前を聞いている模様。名前を聞かれているのだから、答えはこうなるんだな。
Li estas Sinjoro Petro Selo.
だったら、こう聞いたらどうなる。
Kio li estas?
「彼はなぁ~に?」。kioは本質、性質、定義、総体・・・を聞く・・・、なんのこちゃ? さっぱりわからんじゃないか。どうやら、「彼は友だちだよ~ん」とか「彼は海賊だよ~ん」「彼はミュージシャンだよ~ん」と答えるらしい。とりあえず、職業とか関係を答えると覚えておけばいいんだって。
Li havas grandan valizon.
Lia valizo havas malgrandan etikedon.
granda:(グランダ)大きな valizo:(ヴァリーゾ)スーツケース etikedo:(エティケード)ラベル、貼札
「彼は大きなスーツケースを持っている」。ん、2行目のLiaの「-a」はなんだ? 用例を読む。「人称代名詞の所有格」と書いてある。ふ~ん、彼のものということか。「彼のスーツケースは小さなラベルを持っている」。ふ~ぅ、イラストを見る限りラベルというよりタグのことか。
Lia nomo estas sur la malgranda etikedo de lia valizo.
sur:(スウル)~の上に、~の表面に(接続詞で下のものと直接接触している場合なんだって)
だんだん複雑になってきた。
Lia nomo:彼の名前は
estas:~です
sur la malgranda etikedo:小さなラベルの表に
de lia valizo:彼のスーツケースの
で、「彼の名前は、彼のスーツケースの小さなラベルの表面にある」かな。そんな意味だと理解しておこう。
語学は不得意だし、しかも新しくお勉強する言語だし、数行読むだけでもしんどい。
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