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14:目と口、部分否定 [AŬTODIDAKTE]

テキストに登場し続けているおじょうちゃんと坊やの関係は、こうなっていたんだ。
Ili ambaŭ parolas Esperanton.
「やつらは両方ともエスペラントを話しているよん」。ちっ、ぼうずどものくせして、もうエスペラント語を話すのか・・・。ソルチョより、すごいじゃん。

そして、哲学的な問答が始まるのであった。
Ĉu per la oreloj vi legas Esperanton?
Ne, mi legas Esperanton ne per la oreloj
Ĉu per la buŝo vi legas Esperanton?
Ne, mi legas Esperanton ne per la  buŝo.
文の中で、一部分だけ否定したい場合には、否定したい前に「ne」を置くんだって。つまり、こういうことかぁ、「ne」以下を否定すると。部分否定というわけだな。「耳を使って、あんたはエスペラントを読むんかのう?」「いんや、あたしは耳を使わないで読んでいるんだよん」「口を使って、あんたはエスペラントを読むんかのう?」「いんや、あたしは口を使わないで読んでいるんだよん」かな。

話は続く。
Prave!
Vi legas Esperanton per la okuloj.
「そのとおり!」「あんたは目を使って読んでいるんだ」。突然、なんだなんだ。神の声ってかぁ。ちなみに「Prave!
」を「Vi pravas.  (あんたは正しい、あんたのいうとおりだ)」と使ってもいいらしい。

そして神の声(?)は問うのであった。
Ĉu vi havas du buŝojn?
Ne, li havas ne du buŝojn, sed unu  buŝon.
Li havas nur unu buŝon.
こらこら、nur unuってえらく言いにくいじゃないか。まぁ、いいけど。「あんたはふたつの口を持っているんかのう?」「いんや、彼は二つの口ではなくて、一つの口を持っているんだよん」「彼はひとつの口だけを持っているんだよん」となるのか。どうやら、「
 ~ne ~ sed 」は「~ではなくて~」という意味になるらしい。これは覚えておかなくては。

ここで出てきた「nur」(副詞だって)は、「~だけ」という意味のようだけど、文中に置く位置によって意味合いが変ってくるんだって。たとえば、こういうことのようだね。
Mi nur legas Esperanton. 「あたいは、エスペラントを読むだけぇ~」
Nur mi legas Esperanton. 「あたいだけが、エスペラントを読むんだよ」
Mi legas nur Esperanton. 
「あたいは、エスペラントだけを読むんだよ~ん」
なぁ~るほどぉ。

風邪かな? 頭がクラクラしつつあるので、本日これにて終了!


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iriza

Mi g^uas vian blogon c^iutage !
by iriza (2005-11-17 16:44) 

ソルチョ

いまのところ知っている単語と用法は「mi」と「vian」、感覚的に「blogon」。あとは辞書を引き引きと・・・・・・なるほど。
楽しいですか? お勉強のためとはいえ、こちらはしんどいですけど(笑)。irizaさんのBlogは見ているのですけど、すぐに閉じます。理由は、まだ読めない・・・。辞書を引きつつという手は、いまのところチョット苦しい・・・、なにより時間がかかり過ぎる・・・。
by ソルチョ (2005-11-17 17:16) 

glimi

 エスペラントを知らない人がいっしょに楽しめるかもと思いブックマークに入れておきました。
by glimi (2005-11-18 08:16) 

ソルチョ

再び・・・楽しいのですか? サブタイトルにあるとおり、ソルチョが「自分さえ理解できていればよい」という極めて自己中心的ブログなんですけど・・・。
by ソルチョ (2005-11-18 09:37) 

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